ブログを御覧の皆様、こんにちは。金川(カナガワ)です。
もう正確に名前を読んで頂いていますよね?(といいながらまだフリガナをふる…(笑))
●国民の4人に1人は膝の痛みに悩んでいる
日本では、変形性膝関節症の患者さんは実におよそ3000万人いると言われています。
日本の人口を考えると、国民の4人に1人は膝の痛みを抱え、悩んでいるということになります。
中には長い年月膝の痛みに悩まれている方も少なくありません。
私の外来でも、もう何年も痛い、十何年も痛い、何十年も痛いと言って来られる患者さんも少なくありません。
そのように長い年月膝の痛みに悩まれている患者さんに効く可能性のあるお薬、あるんでしょうか?
あります。
●長期的な膝の痛みの原因
痛みが生じると、その情報(シグナル)は神経を通じて、脊髄→脳へと伝わります。
その時に、シグナルが強くなりすぎないように、「下行性疼痛抑制系」という機能が働きます。
…わかりにくいですよね?
分かりやすく言うと、
「痛いよ、痛いよ」と泣いている(痛みのシグナル)人に、「よしよし、大丈夫だよ」と別の人が慰めている(下行性疼痛抑制系)。
こんな感じでしょうか?
長く膝の痛みを感じている人の中には、この「下行性疼痛抑制系」の機能がうまく働いていない人がいると言われています。
つまり、ずっと「痛いよ、痛いよ」と泣き続けてしまい、慰める人が根負けしてどこかに行ってしまう、ということです。
●「下行性疼痛抑制系」を活性化し、長引く膝の痛みを抑制する
うまく働かなくなった、この「下行性疼痛抑制系」を活性化することによって長引く膝の痛みを抑制する薬があります。
つまり、慰める人に力を与えて、再び泣いている人を慰めてあげ、泣き止まそうとする、という薬です。
御興味のある方は是非外来で御相談下さい。
横浜町田関節脊椎病院
当院は、東急田園都市線すずかけ台駅徒歩7分、国道246沿いの整形外科専門病院です。
整形外科全般の診療に対応しておりますが、特に股関節・膝・肩などの関節疾患や、
脊柱管狭窄症などの脊椎疾患に対して、専門医が対応致します。
保存療法から自己血を活用した注射治療まで、手術によらない方法に加えて、人工関節などの手術療法まで、
多彩な選択肢を専門医が迅速な診断とともにご提案します。
関節痛、腰痛、手足のしびれ、などにお悩みの方はどうぞお気軽にご来院下さい。