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 股関節の痛み・・「百聞は一見にしかず」・・MRIの活用

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 股関節の痛み・・「百聞は一見にしかず」・・MRIの活用

 今回のブログでは
 「股関節の痛み」で困って受診する患者さんから聞かれる
 よくある質問の1つを取り上げてみます。

空に浮かぶクエッション型の雲
患者さんから聞かれるよくある質問に答えます

 Q:私の股関節の痛みの原因は何ですか?

 A:股関節に関連する構造物の「カタチ」と「働き」の異変からそれぞれ判断します。

 さまざまな構造物が股関節と呼ばれる場所には存在します。
  これらの構造物が「壊れていないか?」
  これらの構造物の「働きは正常か?」と
 診察と検査でみて行き、「原因」を考えるのが実際の診療です。

 股関節を形作るのは
カラダのいろいろな構造物です。

 股関節の場所にはいろいろな構造物があります。

 ・寛骨(骨盤の骨)
 ・大腿骨(太ももの骨)
 ・関節軟骨(関節の骨と骨がスムーズに動くためのクッション)
 ・関節唇(関節のすきまを埋める線維構造)
 ・関節周囲筋(股関節を動かす筋肉)
 ・滑液包(筋肉や皮膚と関節の間に潤滑を与える構造)
 ・神経(痛みや温度を感じる感覚神経や筋肉を動かす運動神経など)
 ・血管(大腿動脈や静脈など)
 ・リンパ節(免疫機能に関連して鼠径リンパ節など)

 レントゲンやMRI検査では主に各構造物の「カタチ」をみます。

 ご存知の通り、整形外科の基本検査である
レントゲンでは骨(ほね)がよく見えます。

 レントゲンのみで判断するときは
 骨(ほね)以外の見えない構造物の状態を
 レントゲンで見える骨から
 「想像」することになります。

 長年の研究から
 この「想像」もかなりの域に達しており
 多くの事がレントゲンのみでも分かります。

 一方
 MRI検査では筋肉や神経、血管などの
 レントゲンに写らないものでも、
 上に列記したいろいろな構造物の大部分を
 見ることができます。

 レントゲンに写らない構造物の変化を
 医者の想像の説明を聞くだけで納得するよりも
 「百聞は一見にしかず」
 MRI検査では画像として見ることができます。

 診断や治療方針の決定に必要な
 MRI検査やCT検査についても
 運動器診療を中心とした病院として
 できる限りスムーズにご利用いただけるよう
 努力しています。

股関節のMRI検査の例
MRI検査ではレントゲンで見えないものが見えてくる

 まずは痛みの原因を見てみましょう

 「痛みの原因を見ること」が
 「痛みの原因を知ること」になり
 「痛みの原因を治すこと」につながる、、、

 まずは痛みの原因を見てみましょう!

横浜町田関節脊椎病院
院長 宮島玄陽